2009年2月19日木曜日

サンシャインコースト道場稽古09・02・19

【船漕ぎ運動の意味】
古事記や神道の中には、海の神に罪・穢れを払い落としてもらうために、
陸よりふねを櫂でこいでいく姿を用いて船漕ぎ運動となったらしい。
詳しくは、古事記や神道にて調べる必要がある。

【半身について】
左半身
 左足を前にし、右足は直角に開く。このとき左手を伸ばし体の中心に持ってくる。
 楽な姿勢をするとおへその向きが右45度の方向に向いてしまうが、中心を
 まっすぐにもって行くことが大切である。

右半身
 左半身同様、左右が逆になるが、同じ注意が必要となる。


【禊の仕方(船漕ぎ運動)について】
1.左半身・・・古事記では沖に出るまでのきつい部分を左半身でしっかりとこいでいくシーン
・「イエー」で両手を前に手は開いた状態、「エイ」で握りこぶしをつくり、中心に引き込む。

2.右半身・・・沖に出て、右半身に変わり、ゆったりと漕ぐイメージを
・「エイ」で握りこぶしを作り、中心に引き込む、「ホー」で両手を前に手は開いた状態。
 ※このとき、押す方「ホー」に対しての動きがメインである。

3.左半身・・・海の神にもう少しで近づくため、急いで漕いでいくイメージ
・「エッサ」「エッサ」というかたちで、前後に腕を動かす。
 だんだんに感覚を早く行っていく。


【船漕ぎ運動の効果】
・手が最初に出て(もしくは引いて)次に腰、続いてひざという形で連動して行われる。
・合気道は禊わざであり、船漕ぎ運動が円滑に行われれば基礎の体の動きに反映される。
・古事記にある禊をイメージすることで、心の部分の禊につながる。
 ※ただ、滝に打たれたり、寒い時期に水風呂に入ることが身を清めることではなく、
   自分自身にイメージ力を持たせた状態で、行うことが大切である。


【今後の課題】
1.「イエー」「エイ」「ホー」「エッサー」の言葉はどのように生まれたのか?

2.船漕ぎ運動の発端はどの著書もしくは開祖から発生したものか?

3.初心者に教えるための受身・基本動作の方法
  ・前受身
  ・後受身
  ・膝行(しっこう)
  ・入り身転換(3種類、通常通り・上段の構え・相手の突きを想定した場合)
  ・正面打ち・横面打ち・逆横面打ち・正面突き


【本日行った技】
1.逆半身片手持ち呼吸投げ
2.逆半身片手持ち隅落し(裏)
3.横面打ち四方投げ(流した表)

【前回行った技】
1.逆半身片手持ち隅落とし(表・裏)
2.正面打ち第一教表
  【課題】力の強い人や背の大きい人の場合のやり方はどのようにすべき研究対象
3.横面打ち小手返し
4.座技呼吸法






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